2012年 09月 13日
MOON & SUN さんの収穫祭
しかし、長い間、思い続けてきた夢が2つ叶った。それは、実現不可能である可能性がたかいと思った時もあったし、実現するために自分が、一生懸命、何かをしたわけではなかった。
静かに、忍び寄る感じで、気が着いたら 実現していたという感じだった。
ただ、自分がその夢に対して、いつも あきらめることなく、そして色あせることなく大切に思い続けていたということは確かだった。
40年くらい前、人気のサスペンスドラマの中で殺されたピアニストが幽霊となり、ピアノを弾いてるシーンがあった。
それまで聞いたことがない激しくそして美しく、そして心の奥深くにある何かが掻き立てられる曲だった。
暫く曲名もわからないまま頭の中で鳴り響いた。数年後、曲名もわかり、楽譜も目にした。自分のレベルでは、手に負えない難曲だった。
ショパン作曲『木枯らし』いつの日か弾けることを夢見て、この曲を弾くためにピアノを続けてきた。
いい先生と出会い、練習に励む機会が与えられた。
20年前、スリランカのジャワルダナ大統領(1996年没)の話を聞いた。
『ジャヤワルダナは、 1946年、国民連帯同盟へ加入、1947年、初代蔵相として入閣、1951年、国連に蔵相として参加。同年、サンフランシスコ講和会議にセイロン代表として出席。「日本の掲げた理想に独立を望むアジアの人々が共感を覚えたことを忘れないで欲しい」と述べ、「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」という仏陀の言葉を引用して日本に対する賠償請求を放棄する演説を行い、日本が国際社会に復帰する道筋を作った。』
とても、感動した。日本はスリランカに対し、侵略はしなかったものの被害は与えている。しかし、ロシア、アメリカ、イギリスなどの大国の前でこのような演説をするとは、なんて素晴らしい人だろう。いつか、この人の治めている国に行こうと思った。
今年の夏、あることがきっかけで、考える暇もなく行こうと決めた。
初めて、1人で外国に行った。
夢は突然やって来る。
そして、温かい気持ちで大切にしていれば実現する。
by relation-share
| 2012-09-13 06:41
| 収穫祭2012